てぃーだブログ › みなみの独り言 › 茶道 › 6月の稽古日

2012年06月18日

6月の稽古日

6月の稽古日
床の間は、扇面「只一心(タダ イッシン」当代家元筆  花は、「木槿(ムクゲ)」 
花入れは手付き篭

【只一心は、左側に落款(署名、押印)があるので、右から読みます】


鉄製の朝鮮風炉に
乾山 流水文手桶水指(ケンザン リュウスイモン テオケ ミズサシ)の写し(マネて作ったもの)

床の間には、いつもは「軸」や「短冊」「色紙」等がありますが、
本日は、すっきりと・・・扇面にしました。

只、 ひたすらに 一心 に、何も考えずに「茶道」に精進したいと思い、掛けました。


すべてのことは「心」から始まるそうです。
心を一つにしてものごとに向かえば、必ず相手を動かすことが出来る。
心を一つに向け、努力する。



格闘家が、試合に勝つために一番必要なことは「心の力」だそうです。
「心・技・体」
スポーツでよく言われる、精神力(心)・技術(技)・体力(体)。
この三つのバランスをとれる人が良い結果を出すと言われています。

言葉にすると「心技体」ですが、実際には逆で、
身体を作り…、技を修得し…、最後に「心」で戦うのだそうです。


心が「やるぞ!」と思わなければ、鍛えた筋力も半分しか力を発揮しないそうです。
技を身につけた身体を動かすのは、「心」なのです。


「笑顔」も「心」が楽しい時、嬉しい時、優しい時の現れです。
「心」が沈んでいるときは、笑顔どころか、声の張りまでも失ってしまいます。


私は・・・
皆さんは、自分の「心」をどう使っていますか?




6月のある稽古日

床の間の前に座し、扇面「只一心」を拝見。


今朝まで庭に咲いていた「白い木槿」が手付き篭の中から 私に・・・
「クスッ♪ 何緊張しているの?」  と話しかけてきました。




今日のお菓子は、
6月の稽古日
落雁、季節の「紫陽花」

6月の稽古日
(なぜかメロン味の)「こんぺいとう」と一緒に花 (^^)


同じカテゴリー(茶道)の記事
3月の茶室
3月の茶室(2013-03-23 17:47)

坐禅
坐禅(2012-08-26 22:48)

「薄茶」と「濃茶」
「薄茶」と「濃茶」(2012-04-22 21:50)

3月の稽古日
3月の稽古日(2012-03-22 23:13)


Posted by 南 at 16:55│Comments(1)茶道
この記事へのコメント
こんばんは

台風現在本島通過中かな?

スポーツの世界の心なら色々とありました

おっしゃる通り、いくら鍛えても練習しても心が伴ってなければホント半分も力が出せません
特に瞬発力系のスポーツは顕著です
忘れもしない
ある草野球の決勝
1点差で買ってたのに最終回私のエラーで負けた
ピンチになると勝ってるのに負けてるような錯覚に陥る
もうそこで負けてるんやね
ここで一句

さも強き
よわい心と半世紀

TADA
Posted by TADARIN at 2012年06月18日 19:44
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。